間違った愛し方

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「どうして?なんで?なんで?なんで?成海くん、どうしちゃったの?なんでお仕事やめちゃったの? なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからない........................ぁ、そうか、わからないなら、聞けばいいじゃない。そうよ、手紙を書けばいいの。大丈夫。成海くんは優しいから、絶対教えてくれるわ。それに、今から書けば、今日届けられるもの。あ、そういえば、便箋と封筒が切れていたわ。急いで買ってこなくちゃ。」 幸子は、財布を乱暴に掴んで立ち上がり、玄関へ向かった。 ガチャ、 .......................え?
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