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「俺にとってセックスなんて単なる性欲発散のための行為でしかなかった。タイミングが合った女とノリでする遊びの一環だ」
「酷い」
「相手の合意の元での遊びだよ。其処に愛とか恋とか存在しなかっただけ」
「……」
「──って、あれ? こうやって振り返ってみると俺……結構酷い男だな」
「今更気が付いたの?! 男って……男ってやっぱり」
やっている事はみんな同じだ──といいそうになった。
「でも俺はあんたの父親とは違うからな」
「!」
「俺は愛した女が出来たら他の女には見向きもしないから」
「……」
「こいつだと決めた女以外、俺は体を求めない。なぁ、常識人だろ?」
「……本当かなぁ」
「ふっ、だったらこれから確かめればいい」
「えっ──……あ!」
中に挿入っていた悠斗さんのモノがズルッと抜かれ手際よく使用済みのゴムを外していた。
「俺の傍にくっついていて片時も俺から離れないで実感すればいい」
「…悠斗さん」
そして新しいゴムを取り出すと器用に着けまた私に跨った。
「いいか、愛花。あんたはこの体で俺をずっと満足させ続けなければいけないんだぞ?」
「~~~」
「分かったか」
「……はい」
嬉しいやら恥ずかしいやらで真っ赤になってしまった私の顔を見て「タコだ、茹でタコだ」と笑いながら軽くキスして、そして私の潤いまくっている中に昂ったモノを緩やかに挿入れた。
「あんっ」
「子どもは当分お預けだ。折角気持ちが通じ合ったんだ、気持ちのいい事優先にこの行為を愉しもうぜ」
「…悠斗さん」
「あー、あんたがセックス好きでよかった」
「! そ、そんな事な──」
「あるよ──ほら、すーぐに反応して」
「あっ! やぁ……あっ、そんなっ」
「ふっ、俺の調教の賜物だな」
「~~~」
強弱をつけて押し込まれるモノが絶頂の余韻が残る中を遠慮なく侵食して行く。
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