赤鼻のトナカイ

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赤鼻のトナカイ

「ルドルフ〰️!スタッフー!ルドルフ〰️居る!他のトナカイに召集かけて頂戴!」 パソコンの下で真っ赤な鼻の男が酔いつぶれている。 「何だ?何だ?もうクリスマスになったんで…?ヒック?あれ大女優のシャーロットがまだいるよ?メリーがうるさいから、大女優様に頼んだのに…?せっかくのホラーゲームをサンタさんに大女優が来るって邪魔されたから、俺の機嫌最悪何だけど?ゴシックホラーだの何だの色々うるさい大女優のシナリオ書き何て…!」 メリーが一緒である?しかもゾンビスタイルのメリーが…びっくりして赤鼻の酔っ払いは飛び起きた。メリーの後ろにもう一人居る盧も忘れて 「メリーが煩くてごめんなさい!大女優のわがままに付き合うですって!メリー!貴女の知っているトナカイは、ルドルフは…こんな意地悪じゃなかったわよね?ムードが大切なの!あんな面白くないシナリオを書いて!おまけにバットエンドですってー!ルドルフ!メリーにあなたの代行を頼んだから…他のトナカイも呼んで頂戴!」 ルドルフだって好きで追い払った訳じゃ無い…サンタが逃げたから仕方なくメリーをたらい回しにしちゃったのだった。 「じゃクリスマスじゃ無くても、仕事が出来るの?やったー!流石大女優様シャーロット様ありがとう!年に一度しか仕事しない何て冗談じゃ無い!」 ホラーなメリーと一緒に酔っ払いは…ダンスを始めた。完全に後ろの天使長を忘れて居る。ガブリエルは別の意味で…メリーをたらい回しにしていた。メリーがサンタ捜しに奔走している間、大女優様にガブリエル天使長があるお願いをしている。困ったちゃん扱いしたルドルフとメリーを大女優様のメンバーに加えて欲しいと、物凄く役立つ筈だからといってお願いした。 「ルドルフ〰️踊って居る所悪いんだけど…速く他のトナカイを集めて頂戴!メリーの台本が出来上がって居るでしょう!貴方達は主役主役の団体何だから!メリーそうでしょう!裏方が居なくなっちゃう!」 大女優は何時でもトナカイの使い方が…荒いルドルフはそれでも嬉しそうにパソコンに向かった。
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