書物の姫君

登場人物・用語紹介

・登場人物紹介
アンナ
ティルクス王国出身。ディーロの妻。趣味は小説を書くこと。
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ディーロ
エレア王国の第四王子。自室に引きこもり、決して出てこない。口もきかず、外の人間とは筆談で応じる。
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​レース
アンナの使用人。初老の女性。頑固で几帳面な性格。
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​ミア
アンナの使用人。十代後半の女性。明るく純真な性格だが、ドジをよく踏む。
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ヨール
アンナの使用人。護衛や力仕事を担当する。三十代半ばの男性。寡黙で穏やかな性格。やや影が薄い。
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マオ＆レオ
ディーロの屋敷で働く使用人。双子。人形のように表情がない。
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マイト
エレア王国の第三王子。南の国の大学に通う学生。様々な地域を放浪している。女好き。
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シャロン
​エレア王国第三王女。王家の中では最年少の十歳。わがまま。
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シャミエル
エレア王国の国王。
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神官達
表向きは神に仕える者。国の権力を牛耳る。

・用語紹介
ティルクス王国
アンナ・レース・ミア・ヨールの故郷。

エレア王国
ディーロ・マイト・マオ・レオ・シャロンが住む国。アンナの嫁ぎ先はこの国。元首はシャミエル王。

ヨシラ教
登場人物が住む地域全体に根ざした宗教。人々にとっては当たり前すぎて、「ヨシラ教」という名前は本編では出てこない。ヨラ神・シラ神の二柱の神を信仰している。

神殿
神官と神官兵が住む場所。周辺の住民が、神々に祈るためやってくる。

アルケ神殿
神殿の総本山。

神官
神々に使える者。序列があり、高位の神官は大神官と呼ばれる。

神官兵
邪教徒や不信心な者、神殿に仇なす者を捕らえ、始末する、神殿の兵士。