0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
プレジデントハウス
「何時だと思っているのだ」
大統領は不機嫌そうに欠伸をした。
「すみません、しかしどうしても早急にお伝えしなければと」
白衣の眼鏡がそう言って頭を垂れた。
「私を揺り動かすのだから余程良い知らせなのだろうね?」
大統領は見下すように白衣を睨みつけた。
「イエッサー」
「では、言ってみなさい」
大統領はスコッチの蓋を開けた。独特のの匂いが部屋に充満する。
「完成しました」
白衣はそう言って大統領に一瞥をくれた。
最初のコメントを投稿しよう!