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中はとっても暖かくて外の寒さが嘘のようだ
マイク「なんとか凍え死なずにすんだな
他にも人がいるって言ってたが行くべきか?」
コートについた雪を払い落としながら聞くマイクの案に思案しながら答える
ロディ「うん、そうしておこうか
明日集うときに気まずいかもしれないからね
じゃあ広間だっけ? いこうか」
敵になるかもしれない人は知っておきたい
マイクは僕が守るから
密かに決意を抱いて歩いていくと大きく開けた場所があって、そこにとても大きな長机が広がっていた
そして、まだ湯気のたつ美味しそうな食べ物の数々がならんでいて
食事会でもやろうとしてるかのようだ
??「あら、貴方達も迷ってしまったのかしら。だとしたらお互い不運ね」
??「私たちもついさっき来たところなの
と、言っても一時間前くらいだけどね
後、ここの食事は自由に食べていいそうよ
よかったわね」
机や周りの様子を見ることに重点を置きすぎて
突然の声に驚きを隠せなかった
それでも表情を取り繕って人当たりのよい笑みを浮かべる
ロディ「えっと、よろしくお願いします
僕はロディと言います。あの宜しければお名前を聞いても?」
アンナ「ごめんなさい。まだ名乗ってなかったわね‥。私はアンナで隣にいるのはサンドラ
元から知り合いって訳ではないのだけど
先に来てたこともあって‥」
彼らの言うことが本当なら今日偶然迷いこんだということ‥‥
それにしては準備がいいのが気になる
ここの主は何を考えているんだろうな
頭の中で嫌なあの不安は留まり続けている
切り替えなくてはならない
必要なことだけ考えろ
頭から雑念を振り払うためにもと色々と聞こうとしてみて
ロディ「かなり仲良く見えたものでね
すまない。一体、どれくらい前から?」
サンドラ「一時間前、11時が今だから10時くらいだと思うわ。ほとんど同時だったから覚えていたの」
サンドラ「貴方が来るまでにここに来た経緯
自己紹介はもう済ませていた
何より女の子だったから仲良く見えるのもわかるわ」
まぁ、その考えなら納得できる
同性同士であれば、もし何かあっても団結できるだろうし賢い選択と言える
敵にしない方がよさそうだ
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