ドリームロボット
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僕はロボットになりたかった。 夢も希望も感情も持たないロボットで居たかった。 なのに人間的な生臭い感情を排除し損ねて歪む一方で。 『愛されたい』のに『愛されない』現実に疲れ果てて。 もっと深く心の奥まで壊れてしまいたかった。 人間の醜さばかり詰め込んだような自分に罰を与えられたかった。 僕のマゾヒズムはそのまんま自罰傾向の顕れだ。
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