ドリームロボット

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   ただ─────  僕の水晶体に半透明に焼きついた斗真の姿を除去する術式は未だ開発されないらしい。  意識が飛びそうになって目を瞑ると、いつもあの笑顔が神経を突き刺す。  サブリミナル効果のように明滅して記憶を揺さぶる。  だから僕は瞬きが嫌い。  レム睡眠も嫌い。  痛みと快楽でくたくたのうちに眠ってしまいたい。  そんななので目隠しプレイなんて以ての外だ。  それ以外なら別に何でもいいや。
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