月が満ちたその時に

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もう…知らないからね 遥は嫌がる事なく貴久を受け入れた は…あぅ…っ! はばかる膜もなく 直接交わる体温に遥は鳥肌が立つ はぁ…遥…! 貴久は奥深くまで挿入し 遥を抱きしめている 貴久…溶けちゃうぅ… 大丈夫だ… 俺はちゃんと遥の側にいるから しっかり掴まってろ うん… 絶対に…離さないで… くしくもその日は満月だった それ以降も貴久と遥は 幾度となく身体を合わせたが 遥の身体からはもう 禍々しい淫靡なオーラが出る事は なかった そして… 貴久と遥は結婚し それから5年の月日が流れた
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