夏月の1週間

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 サツマイモの隣に鍋を置きイチョウ切りした大根とアク抜きしたゴボウ、コンニャクと残しておいた鶏肉をさくっと炒めて出汁投入。  グツグツしてきたら昨日も使った 魔法の調味料、自家製麺つゆ。酒・味醂・醤油を1対1対1の割合で計ったもの。これを入れて少し煮る。ある程度味が染みたなーって所でヒジキを乾いたまま大量投入。ヒジキが全体に混ざるようにヘラを入れて混ぜて、ヒジキが煮えたら出来上がり。火からおろして冷ましておく。 残った大根は骨付き鶏肉と煮て、魔法の調味料に酢を加えてさっぱり煮。 その頃にはサツマイモも煮えてるので火からおろし冷ます。  昨日残したひき肉は、残った分の半分をそぼろに。  フライパンに直接ひき肉を入れて炒める。油が出るから、キッチンペーパーで吸い取って。ある程度炒めたら砂糖を入れて絡めるように混ぜる。醤油を2回し入れてさらに炒める。フライパンを斜めにした時に下に集まる油が透明になったら出来上がり。斜めにした時、醤油の色が残ってたら肉に味がついてなんだよーって誰かが。  油が入らないように容器に移したら、残った油が勿体ない。・・・ので、これは陶器の入れ物に入れて保存。自家製ラードと牛脂の混ざった味付き油の完成。  手間だけど、お金が無い時のもやしの油炒めが高級になる・・・気がする。  残ったひき肉で、ハンバーグのタネを作る。俺は玉ねぎは炒めずにレンチン派。コネコネ混ぜて出来上がったらタッパー。  このサイズ感!って大きさのタッパーにラップを敷いてパンパンって空気抜いたタネを入れて、敷いたラップで包む。何回か繰り返すとタネが残りわずかに。それは小さく丸めて焼いてケチャップと味醂で味付け。皿にラップを敷いて並べて冷まして、冷めたら冷凍庫。お弁当のおかず。後で密封の袋に入れるのを忘れずに。  それが終われば、今度はゴボウのキンピラ。油引いて ゴボウ入れて 砂糖と醤油で味付け。ごま入れてフライパン振って出来上がり。  砂糖と醤油の組み合わせは、バターと醤油の組み合わせ同様、日本人の開発した最高の味付け。この味付けに失敗はない。  うん、間違いない。・・・はず。  弁当用にピーマンのベーコン巻きも作る。これは大量に作るとピーマンから出る水分で悪くなってしまうので、3日分。  残りの2日分は、ノー残業デーの水曜日に作る。  ミニトマトは弁当分を残して、皮を湯剥き。  剥いたミニトマトはタッパーに入れて余分な水を捨て、上からハチミツとオリゴ糖を一回しづつ。そのまま蓋をして冷蔵庫。  味噌汁用のタッパーに油揚げを入れたら、冷凍庫へ入れ残った野菜は玉ねぎ半個とキューリが1本。野菜室にしまって今日の作業はおしまい。  今日の晩飯はさっき作った鳥の皮のギョウザもどき。中に火が通るようにじっくり焼いて砂糖と醤油で味付け。  それにオデンも付けて、中々に豪華な食事。  休日のご飯は常にレンチンなので、冷凍庫からご飯を出してピッ。  明日の朝飯分の2合の米をセットして、今日の仕事はおしまいっ  やっぱり、料理って楽しい。
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