再び熱いとき

1/1
前へ
/30ページ
次へ

再び熱いとき

「あのね... 男って玉粒(ぎょくりゅう)を女に上げたくなるの? 島でわたしにくれたように... ナガテはあれ以来わたしに上げたいって思わないの? 鏡川マイコには上げたよね。 あの病院で... わたしすぐ分かったけどあの人は必要かな... って感じたからいいやって思った。 でもねナガテ...これから上げたくなったらわたしだけだよ。 だっていつか凄い力がわたし達必要になるから、 他の人達に上げてたら力が出せなくなるの。 お願い...分かってねナガテ。」 カガリは女の顔で囁いた。 「ボクはカガリを欲しいって思った事... 何度もあるよ。 だけど...言い辛くってさぁ。 それにそういう機会が中々なくって...」 ナガテは下半身にピリピリと刺激を感じながらカガリのしっとりと濡れた唇を見て言った。 すると突然カガリはサラサラと服を脱ぎ始め下着だけになった。 ナガテはたじろぎつつもゆっくりとカガリを抱き上げ唇を吸いながらベッドに倒れ込んだ。 舌を絡ませながら指を柔らかい毛に沿って湿った割れ目に落とした。 「強くしないでね...」 カガリはナガテの耳元で囁いた。 はちきれそうな下半身をカガリは指でもて遊びながら口に含むとナガテは我慢できずカガリの口腔に射精した。 カガリはびっくりして手のひらに液体を出すと、 「これが玉粒(ぎょくりゅう)なの? 初めて見たよ。 もっと粒つぶしてると思ってた。」 カガリがシゲシゲと観察するのでナガテは恥ずかしくなりカガリの手のひらをティッシュペーパーで拭き取った。 「そんなに見る機会なんてないんだから、 いいじゃんチョットくらい。」 カガリは手のひらを嗅ぎながら変な顔で言った。 ナガテはカガリの手を取り抱きしめて以前より成長した胸を()み唇を這わせた。 カガリは囁くような声を洩らしながら身体は熱く柔らかくなって行った。 湧き水のようになったカガリの割れ目にナガテのモノは落ちるように奥深く沈んだ。上下左右に腰をくねらせながらカガリは何度も痙攣し、 その度毎(たびごと)に締め上げられたナガテはたまらず射精した。 この夜は2人の吐息で満たされた。 ナガテは社長と話し合いカガリをもう少し都会風に変身させて近寄りがたいイメージを作り今よりももっと社長との同行を増やして顔を売る事にした。 それからと言うものカガリと社長はまるで母娘のように距離を縮めて秘書としての仕事も家事もスキのない働きが出来るようになって行った。 カガリも島の暮らしとは180度違う環境になれて仕事と都会暮らしの楽しさが分かって来たが、 そんな矢先...突然、 東都湾で噴火が始まりメディアは臨時ニュースや速報で溢れた。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加