熱帯夜

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あれから、一輝との連絡を絶っている。あんなことがあったのでは、さすがに気まずい。 落ち着いて考えたら、あの時の彼は、月じゃなかった。 太陽とも違う。まるでからっ風みたいな。 私はあの人を好きなんだろうか。自分でもよく分からないけど、 セックスが下手でもそれでもいい。彼といたい。声が聞きたい。触れて欲しい。 そう思った。 勇気を出して、謝罪のメッセージを送る。既読がついてすぐにきた返事は、 《都合よければ、明日来る?》
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