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私は、世にいう「ためになる、いいこと」なんて、この社会のルール内で、自分が生きていきやすくなるためにあるのだ、と思っている。社会に身を置いている以上、稼がねば生きていけないし、それには「ためになること」の蓄積もある程度必要。それがなければ世間の中で、浮いてしまって、生きにくくなってしまうかもしれないし。
映画の沈黙シーン、漫画の真っ黒いだけのコマに、小説の「……」、人が描かれていない風景画。
それらを、無駄と切り捨てた人もいた。
けれど、作者からしたら意味もあるのだろう。
無駄だけど、その無駄こそが必要だという主張もあるし、そこにはやっぱり情緒も見える。
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