1人が本棚に入れています
本棚に追加
そのGくんが、家の近所のバーに飲みに行ったときのこと――。
とある会社の社長さんに、Gくんは出会った。その社長さんは、中小企業、そのあたりの社長さんで年齢は五十代前後ぐらいだったらしい。
バーのマスターと、その社長さん、Gくんと三人だけの薄暗い店内。ぽそぽそと、三人で会話が繰り広げられるのは、ごく当たり前の流れであろう。
そしてGくんは、タバコを嗜むので、かちっ、と、ライターでタバコに火を点けたのだとか。
すると、その社長さんが難しい顔になり、大真面目な顔で、Gくんに質問をしてきたのだという。
最初のコメントを投稿しよう!