挨拶

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「束」  束砂さん、たばもびっくり。しおりびっくり、二人でびっくりですね。 スマホ講座は、最初の一行で『スマホ講座だよ』と説明しているのに、何故か読者が違う方向に行ってしまうというトリックもどきです(笑)  ほぼ一発ギャグですが。  騎馬鉄砲は、冒頭で書いたオデキがインパクト強すぎて、ハードルを上げてしまいました。犯人の犯行はSMなことは否定できません。 探偵のズレた推理と、助手のズレたアドバイス、犯人のズレた犯行はミステリーの醍醐味ですよね。 「田中君、それは随分ズレていると思うが」 「ズレてないと思いますよ小林探偵、被害者は確かにここで倒れていました」 「言いヅラいんだが、犯人はヅラしたんじゃないのかなぁ」 「ずらした。そうか遺体を移動させたんだな、流石小林探偵♪」 「何だって?」(何故、俺がヅラだとわかった?) 「その、遺体を移動させたというのは、根拠は何ですか?」 「見たまえ、ここに毛髪があるだろう。これは地毛で......」 「まて、それは違うんだ!」(いよいよ、やばくなってきた) 「地毛なのか。いやいや、どうしてお前が地毛とヅラの違いがわかったんだ。さてはお前がやったんだな」 増毛殺人事件、了。となります。
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