月明かりの決意

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今日は一段と月明かりの強い夜、呪いも顔負けのこのおぞましい魔法をかけるにはうってつけの日。俺は彼に従順であることを強いられ、彼は俺を自由に独占できる、そんな運命を決めた日。 明日からの日常は、俺らをいかなる障害からも邪魔されることのない非日常になり替わる、そんな刺激的な一夜。 俺が俺としての意志を全う出来た最後の夜でもある、、、 「ユウ。乾杯!」 「タクヤ、乾杯!!」 今日の酒は一段と旨かった。
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