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風呂に入り部屋で二人落ち着いた頃、俺はさっき橋本の母親から聞いた話をしようか迷っていた。
携帯を見たり漫画をぺらぺらとめくったり、窓から外を覗いたりと落ち着かない俺を見て橋本は頭をタオルで拭きながら
「なんだ?どうした?明日の事で緊張でもしてんのか?」
と、馬鹿にするように言ってきた。
それをきっかけに話をしようと思ったがやめておいた。
そんな事を話ても橋本が気分が悪くなるだけだろう。
「ああ。緊張するよ」
俺は少しだけ笑いながら言った。
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