プロローグ

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プロローグ

私はしがない小説家である。 怖い話や恐ろしい話、不思議な話などを小説に書いている。 私は小説のネタ探しのために様々な場所に行ったり、情報を提供してくれる人たちから話を聞いたりしている。 そんな私の集めた話の中に、度々登場する人物である。 聞く人によって場所や年齢はバラバラだが、話をまとめていくとどうやら同一人物らしいということが分かる。 おまけにその人物に助けられたという人がほとんどだ。 都市伝説のような人物かとも思ったがちゃんと実在の人物らしい。 ここではその人物について私が集めた話を載せたいと思う。 なお、本名を載せるわけにはいかないので、その人物の名前をXと呼ぶことにする。
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