秋、哀愁の姿……

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秋、哀愁の姿……

背中が好きだ。 外を見つめるその背中。 何を求めて探してるのか。 何となくわかってる。 でも、 知らないフリした親の様に。 自分の子の様に見守って。 汽笛が鳴るよ小雨の中。 眺め飽きると欠伸して。 水を飲みにトボトボと。 気が済んだのか寝ぐらに入る。 また欠伸して横になる。 その背中はまんまるく。 まあるい背中も大好きだ。 猫の背中が大好きだ。
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