8人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
高校に入学した時から彼のことが好きで・・・
一年生が終わるころ手紙を渡してお友達になった
そして卒業式に告白されて、そのあとすぐに同棲してるけど
いつまで待ってもプロポーズはされない
それでも、好きな人と一緒だからいいやって思ってるうちに20代後半になる
友達はみんな結婚して子供までいる人もいる
だから自分も早くって焦るうちにどんどん空回りして、彼は自分のこと好きじゃないんじゃないか、自分は彼のことを本当に好きなのか
そんなマイナスなことばかり考えるようになって、ついに耐えきれなくて、手紙を置いて家から出てってしまった・・・
そして今、行く宛もなくフラフラと歩いていたけど、気づいたら私が昔からよく一人で来ていた公園に着いていた
公園と言ってるが遊具はなく、ただ芝生と小さな山のようなものがあるだけの場所で、昔からその山の上で一人で遊んで、泣いて、そんな思い出の場所だった
最初のコメントを投稿しよう!