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ヒステリックな声をあげたのは、佐藤澄名でありオレの彼女で初めてエッチをしたのも彼女だったし、彼女もいじめのメンバーであり、そして2億円の懸賞金を付けられている。
「力也あんた、ちょっとぼけてんの? あいついつも笑ってたわたくしたちがいじめてもいじめてもいつか復讐してやるんだって眼が光ってた。あんたはそれを見て楽しんでたけど、他のやつらは心の中ではびびってた。そいつがこっちに喧嘩売ったのわたくしの男なら、それに勝ちなさい」
「お、おう」
「分かったら、いじめのメンバーで協力してあいつを探す、それまで賞金稼ぎまたはそれに類ずる人たちからみんなを守りなさい」
「それは必要ないんじゃないの?」
「うっせい富田」
そいつは富田林助、いつも弱いものにしか興味がない、
そいつの腕には腕輪が付けられており、
奴は窓をあけると、そこからジャンプした。
そこにいた女子たちは悲鳴をあげた。
ここは3階で落ちたら死は免れないだろう。
しかし扉の向こうにはとんでもないジャンプ力でもって移動する林助がいたのだ。
「うそだろ」
力也は唖然としていた。
もう一度賞金首を見ると、
そこには林助の欄に特殊能力:ジャンプと書かれてあった。
「す、すげぇこれは本当に魔法の道具だぞ」
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