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あれから、動くことができず、早苗の部屋で座り込んでいたら、インターフォンが鳴った。 遠くから聞こえてくる音… ハッとして立ち上がる。 鳴っているのはこの家だ。 何回も鳴る音に、急いで階段を降り、インターフォンの画像を見る。 年配の丸刈りに近い男と、後ろにもう1人居るようだ。 「はい…」 とりあえず出ることにした。 「白崎です」 普通、何々署のとか、あるんじゃないかと思う。
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