2.

16/37
前へ
/96ページ
次へ
乗り込んで来られたら… 変な汗が背中を伝う。 思い過ぎか…いや、何故か恐怖を感じる。 そう…恐怖… ピリピリと肌で感じる。 仕方ない、こちら側のドアが開いたら、直ぐに降りてタクシーに乗ろう… あの駅ならタクシーに直ぐに乗れる。 俺はホームに着いた電車のドアが開いた瞬間、目立たないようにしながらも急いで、タクシー乗り場に向かった。 タクシーは直ぐに乗れ、乗るときに周りをみたが、さっきの女性の姿は無かったと思う。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加