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ビックリして振り返ったら、驚いてオタオタしている、同僚の竹内が居た。
「おお、悪い!大丈夫か?」
「ああ、こっちこそ悪い。ちょっと考えごとをしてて」
「いや、先に声を掛ければよかったな」
お互い顔を見て、一瞬、間が空く。
「木暮、この度はご愁傷様です。お母さんのこと聞いた。大丈夫か?」
竹内とは同じ部署で、入社してから何かと気が合い、よく話をする仲だ。
「ああ、突然だったから、まだ気持ちの整理ができてない状態だけど、まあ、なんとか」
「そうか、何かあったら言ってくれ。俺でよければ」
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