0人が本棚に入れています
本棚に追加
青い月光が灯るころ、
にわかに街は活気に満ちる。
月明かりの下で澪ちゃんは、
美味しそうに満面の笑みを浮かべていた。
「ホント、晩飯うまそうに食べるよね。」
「うーん、そうかな?…だって美味しいから。」
俺は近所のコンビニで買ってきた牛丼をかきこむ。
安い飯でも、澪ちゃんと一緒だと最高だ。
「今夜は、どうする?」
食事を終えると澪ちゃんは小首をかしげてしなだれかかってきた。
「今夜は、少しデートしよう。」
最初のコメントを投稿しよう!