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175粒目:【文フリ東京39】出店いたします
来たる12月1日は、東京ビッグサイトにて、文学フリマ東京39が開催です。
5月の出店に引き続き、今回もお席を頂くことができました。
とはいえ、前回は幼馴染に店番を任せるという暴挙に出てしまったため、実質今回が初出店というわけです。前回お越し頂いた皆様には、大変な失礼をいたしました。今度こそ、今度こそ、私本人がブースにおります。
5月の反省を生かし、今回はちゃんとサークル名を考えました。
「橘ヰ堂(キッセヰドウ)」です。背表紙にもしっかりと印字しました。
由来は、文豪・森鴎外から。
森鴎外こと森林太郎は、島根県鹿足郡津和野町で生まれます。森家は、江戸時代には将軍や大名家に仕えた医師「典医」の家系でした。鴎外の父・静雄は、東京に橘井堂森医院を開業します。
柑橘類の橘は、春から初夏にかけて白い花を咲かせることから、節句にも用いられます。転じて、良薬を汲み上げ、長寿をもたらすという意味合いで、この名前が選ばれたのかもしれません。考えてみると、キッセイ薬品という製薬会社があるように、この名は医学界隈では縁起の良いものなのでしょう。
今回もまた、国語の教科書風の短編集となるので、文豪に肖ったサークル名にしようと考え、ここに辿り着きました。
ちなみに「橘井堂」で調べると、佐野さんご本人が運営されているブログサイトが、ほぼ一番上に出てきます。
どっちに肖ったんだってね。まあ、ご想像にお任せします。
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