6人が本棚に入れています
本棚に追加
1. 女子高生とR18
「ブッダ様、どうして下界に行かれるのですか?」
天使に言われて、僕はうんと遠くの地獄に視線を向けた。
「300年続いた地獄との戦争に疲れました。少しの間、下界でゆっくりさせて頂きます」
「お察しします。下界でリフレッシュ、素敵だと思います。頼まれていた設定は登録が完了しています。今一度、設定書には目を通してくださいね。では、良い下界生活を! いってらっしゃいませ」
天使の導きを受け、下界へと続く聖道を進む。光が入らない闇を通り、パッと視界が明るくなると、身なりは学生服に変わっていた。
最初のコメントを投稿しよう!