カラスが、拾う訳

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カラスが、拾う訳

あなたは ご存知だろうか 本当のカラスの使命を 大きな 翼をバタつかせ カァーカァーと鳴きながら ゴミをあさっている姿はカモフラージュ 小石を拾い集めるのが役目 渦巻く人の、 思うところが塊り小石になって 飛び出したものカラス等は拾う そして、 山の何処かへ 積み上げていく それを繰り返し、繰り返して行くと 小石の山がガチャガチャ鳴り出す 天に轟火打ち石となり火花を散らし 雷をこさえ、雨を降す 雨降らしの、使者 雨は大切だが。 稲光が激しすぎるカラス達は嗤う。 空が割れるほどの 稲光 わがまま で、自分勝手、利己主義 稲光を見て、怯え 逃げ惑う 人々 カァ。 オレらの外見が、醜いという奴等、 方がもっと醜い塊持ってるじゃねえかよ カァ飛びながら、あざ嗤う 怖いもんなきゃこの世は石ころだらけだよ カア、カア… 鳴
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