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第一話「始まりのうわぁ」
『なーなー!!ぎがめっこしようぜ!』
・・・うるさい
『一回だけ!お願い!!』
・・・なんなんだよ、今眠いんだよ・・・・
『も~ケチだなー。つまんねー。俺も遊んでやんねーかんなー!』
あぁ、そうしてくれ、、
そうすれば俺もゆっくり寝られる・・・・・
男「面接は以上です。お疲れさまでした。」
えっ
俺「ここどこ・・・?」
男「吹き出しと心の声が逆ですよ」
俺「いやいや、これ小説だから逆とかないでしょ、、、ってえ!?」
男「えっ、て。あなた面接に来たんでしょ?警備の。」
俺「警備・・・?」
男「まったく、最近の若い子は困るね。自分のやりたいこともわからずに面接に来るなんて。」
俺「えーっと、すいません?」
目の前にいる男、殺風景な部屋、一つ穴のコンセント、
いやいやいやいや、見覚えないなぁー!
すげえ見覚えないなぁーーー!!
男「あのー」
俺「・・・はい?」
男「これ、お忘れですよ」
学生証らしきものを手渡された。
お忘れってことは、俺の所持物だよね、これ。
なになに
[チョケ川 太郎左衛門門]
いや誰!!!!!
なんだその最後のほうの門2つは!!
セキュリティロックかよ!!
てか俺こんな名前なのイヤぁ~~~~・・・
苗字もチョケちゃってんじゃん・・・
なんなんもう・・・
?「目が覚めたようだな」
俺「まだなんかあるんだ。もうこれ以上新しいガジェット拾えないよ?」
?「え、あ、もうそんな飲み込み早いんだ?」
俺「どうせ神とかでしょ、この手のやつ。」
?「ぴ、ぴんぽぉ~~ん。だいせいかいー。よくわかったねー。へーえらい」
俺「後半後半」
神「とにかく、ぼ、ワシは神だからな。」
俺「まてまて、いま「ぼ」って言ったよね?「ぼく」って言おうとしたよね?」
神「ねぇパパ…人間ってこんなうるさいもんなの…?」
俺「泣くな泣くな、分かったよ悪かった」
神「ドエェェェーーーーー」
俺「泣く気ないだろそれ!!」
神「ヴィエエエーーーーーーーン」
俺「下唇を噛むな!」
神「うるさいよ、さっきから黙って聞いていれば。」
俺「やっぱ泣いてないじゃん。てか、いろいろと説明してほしいんだけど。」
男「第一話はここまで!!次回、[桜舞い散る頃に、日暮]。お楽しみに!」
俺・神「お前が締めるんかい!!」
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