二杯目

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「ふーん。そうなんだ。初めて知った。」 僕は元々クラスの噂やそういうのに興味が無かった人だから知らなかった。 「全く、君は本当にクラスに興味を持たないんだな。」 「ああ、クラスには興味を持たない者でね。」 そういい、俺は席を立った。 「どこに行くの?」 蓮がわかっているようなニコニコ顔で聞いてきた。僕はその様子にムカついた。 「…トイレだよ。」 もちろん嘘だ。 「そうか、そうか。素直じゃないな君は。」 本当にこいつはうざい。僕のことをなんでもわかっているような感じがしているからだ。 そう思い僕は教室を出た。 僕だって可愛そうだと思うことはある。だから、僕はトイレをすぎ彼女を探しに行った。
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