1話 ゾンビ鬼ごっこpart1

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1話 ゾンビ鬼ごっこpart1

此の映画最高!ゾンビ一杯出て来るし、ゾンビ好きだわ〜。 俺は古河 慎二(ふるかわ しんじ)。ある映画の所為(せい)でゾンビを愛す様になった。其れとは別にサバイバルゲーム略してサバゲのアサルトライフル使いでもある。 他にもゾンビ映画無いかな〜。 スマホを取り、画面をスクロールしていると妙な物を見つけた。 「ゾンビ鬼ごっこ…?」 行きたいですぞ!楽しそうですぞ! 会場は茨城県の龍ヶ丘公園。車で行ける距離だ。 俺はチケット入手を押して、日時を確かめる。来週の日曜日だった。 ◇ 1週間後、車で茨城県の龍ヶ丘公園に行った。 テントが張られていて、其処で受付を済ませる。 「人間側ですので此方を付けて下さい。其れは血袋と言う貴方の命です。其れをゾンビに取られた場合は其の場ででゾンビに食べられます。食べられたら貴方はゾンビになって再び参加出来ますので、死体室に来て下さい」 少し説明されたが、映画みたいでテンションが上がる。とても絶好調だ。 1時間後に始まるので、其れまで視察をしに行く。 ゾンビが入っている大きな檻。説明ではゾンビが200体で人間が120人だった。不利じゃない?まぁ良いけど。 そんな人間側にも拳銃があるそうだ。隠されているが…。 そして本部には死体室と言うプレハブが建っていて、中にはゾンビのマスクと血で汚れた服などが置いてある。 『あと5分です』 アナウンスが流れる。 そろそろ戻らないと。
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