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僕は風月の隣に座って、
「婚姻届提出しよう!
そして風月の体のことは、病院に行って相談しよう!
きっと良くなるよ!」
風月が頭を僕の肩にもたれかかってきたので、僕は風月の肩を優しく抱き締めた。
「風月、今日はスーパームーンだよ!
風月と僕が出会った日もスーパームーンだったんだよ!
覚えてる?」
僕が優しく声をかけると、
「うん、きれいだね!」
と言いながら風月は月を見つめていた。
月は僕たち2人の門出を祝ってくれているかのように、出会った時より輝きが増しているように僕は感じた。
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