あいつ

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俺は凜の事は好きじゃないって言ってしまった事を激しく後悔した。 本当は凜が好きだった。 この儚い想いを知られたくなかった。 前のように戻れないかもしれないけど、凜を想う事はやめれられなかった。 俺と付き合っていない、そんな情報が噂で流れた頃、凜に告白する男子が続出した。  凜は可愛い系で長い睫毛で目元に影ができるほど、鼻は小さくて摘まんでやるとなくなってしまいそうな鼻が可愛い、潤いのある唇はちょっとポッテリして愛くるしい。 そして俺にもモテ期が来たのか、告白される事が多くなり、さりげなく断り続けた。 凜においては押しに弱いのか?断り切れず交際に発展しそうになるのをひやひやしながら見ていた俺。
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