第一セーブ

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第一セーブ

「ただいまー!!お母さん、VRやっていい?」 母「宿題してからにしなさい。」 「今日無いよー。」 母「夕飯は19時よ。それまでにはやめなさいね」 「はーい」 お母さんに返事をし、パタパタと部屋に走る。 今は17時30分…1時間半ぐらいはできるね 荷物を置き、洗面所へ手荒いうがいをしたあと私はヘッドギアを頭につけた。 このヘットギアは高い。普通のゲーム機より一万ほど高いのだ。 そんなもの中学生である私が親にねだっても買ってくれない。 私はこれを週刊雑誌の懸賞で当てた。ビックリしたよね。 カセットは父が買ってくれたので、それを遊んでいた。 まだ約束の時間じゃ無いけど…誰かいるかなー そんなことを考えつつ、私は仮想空間へと移動した。
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