新月

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「しっかし変な夜もあるもんだぜ。急に暗あい気持ちになったり」 「つかお前は、俺たちは自覚が必要。あの月みたいに細い息筋しかねーぜ、このままでは」 「だ、な、でも…もう少し、もう少しだけ、、」 「このまま居させて下さい!」 2人は酔ったように、月に向って礼をしている。 「祈る矛先なんか何もねーからあれに祈っとこーぜ」
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