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桃子は、体育教師の『没っ収』の事、教師の痴漢行為の事、そしてそれを許せない自分の事、その全てを話した。
父は、最後まで話しを聞いてから、笑顔でこう言った。
「なるほど、良く判った。父さんは、お前の意見に賛成だ」
「ホントに?」
「俺はな、学校ってのは、クラスメイトとの絆を結ぶ場所だと思っている。それには、勉学や部活動、その他にも色々な手段があると思う。ゲームや遊びもそうだ。それを、学業の時間以外から奪うのは、どうかと思うな。大丈夫、心配するな。学校から何か言って来ても、父さん達は、お前の味方だからな。思う通りにやって来なさい」
「うん。ありがとう」
桃子は、満面の笑顔で答えた。
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