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数日経って、園子は突然飲み会をしようと言ってきた。
「相馬君の歓迎会、やってないしね。」
歓迎会と聞くと、心ウキウキするのは、私だけだろうか。
「場所は、近くの居酒屋にしよう。」
園子もノリノリ。相馬君も照れているけれど、嬉し顔だ。
「いつにする?相馬君。」
「今日でもいいですよ。」
「よし!今日にしよう。」
急に決まった歓迎会。
「もちろん、くららも大丈夫よね。」
「うん。」
私の夫は、そういう事に厳しくない。
飲み会も行っておいでと、理解のある人だった。
案の定、今日急に入った飲み会も、歓迎会なら行っておいでと、優しい言葉をかけてくれた。
「楽しみね。」
「はい。」
園子の言葉に、素直に嬉しそうな顔をする相馬君を見ていると、こっちまで嬉しくなる。
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