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そのころソレイユでは、訓練を終えた大輝と雷地が道場で大の字になって寝そべっていた・・・。
「へーヘーヘーックシュンっ!!!」
「何?大輝君、風邪?」
「うーん、わからん。
こんなときは葉羽の甘―いコーヒー飲みてぇなぁ・・・
あいつ、何してるかなぁ・・・」
「え?何それ?俺も飲みたい!!」
雷地がその話に食いつき、目をキラキラさせながら顔を覗き込む。
「ほんとは冷たいミルクがよかったんだけど、、、仕方なくね。
でも葉羽の愛情が入ってたから、めっちゃうまかった!!」
「わあぁぁ、いいなぁ。俺も葉羽との甘―い時間が欲しい・・・」
「え?何?葉羽の甘い菓子??あいつ、そんなの作れるの?」
「違うよ!んもう、大輝さんかなり鈍いっすね・・・」
「はぁ?俺とあいつの岩より堅い友情を馬鹿にすんな!!」
「ふん、たかが友情でしょ?」
2人はそれから、些細なことをきっかけに真剣勝負を始める。
それを河斐と山登が呆れながら見守った。
「はぁぁ、二人とも腕は最高なのに、頭はだいぶ馬鹿ですね・・・」
「何言ってるんだ!それを成長させるのがお目の役目だろ?
頼んだぞ!!山登。 俺では無理だ・・・」
河斐は肩を叩き、面倒なことはすべて山登に放り投げた・・・。
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