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またある日、近くを散歩をしていると、
男の人が夢食いばくを呼びました。
「うちの娘が妙な夢を見る。そのせいで
仕事がはかどりやしない。良かったら夢を
食べてやってくれないか。」
夢食いばくはうなずいて、大きなお口で
ぱくん、ぱくん。
とってもすてきな味でした。
「おいしかったよ、ごちそうさま。」
「あぁありがとう。これでもう妙な夢を
見ることはないだろう。食べてくれて、
ありがとう。」
男の人はにっこり。夢食いばくもお腹が
いっぱいになってにっこり笑いました。
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