ライガリオンの血筋

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ライガリオンの血筋

1、ライガリオンの血筋 アリシア・ベルリアンはゆっくりと目を覚ました。 抱きしめられて眠られた体は少し心地よい、しかし裸ですごく恥ずかしくなってアリシアは毛布で身を隠した。 その音を聞いたリチャードはゆっくりと目を覚ますと 「アリシア、起きたのか? どうした」 そう問われればアリシアはリチャードに 「兄様、こんな格好恥ずかしいです」 そう呟けばリチャードは苦笑した。 「恥ずかしいからまじまじと見ちゃ……」 そう言われてリチャードがゆっくりと毛布の上からその少しだけふくよかな両方の頂を軽く弾力を つけて揉めばアリシアが喘いだ。 「あっ、うんっ、だめです、兄様、やめて」 その懇願する声をわざと聞かずに続ければ 「嫌いになりますよ、兄様」 そう言われてリチャードは頷くと 「嫌いで結構」 そう呟いてからツーッと下の方に指先を移動する。 「ひっ、やだやだ、許して下さい、お願いそこは」 そう、昨日、別に弄った訳では無いが魔力の波動で達してしまったんだろう?  そこはテラテラ湿っていてと少し甘いにおいを放ちながらその場に存在していた。 開かれた両足を必死に閉じようとする所を見れば、本当に見られたくないのだろう、 リチャードは少し考えた顔をしてからアリシアに 「兄様はね、お前を立派な子にすると決めたのに、嫁ぎ先でこんな痴態を晒しては、ライガリオン家の端と言うもの、お前の所の先王 と先妃にお前を任されて以来、こちらの事は、しっかりと教えて来なかったが、なんでこんなになるんだ?」 アリシアが顔を真っ赤にすればリチャードが微笑む。 「まさか、夜な夜な一人で慰めていたりとかは」 そう言われてアリシアは顔をそむけた。 「兄様、愚問です、この体にしたのは兄様の意地悪なお戯れのせいだと言うのに、私のせいだとお言いになるおつもりですか?  だとしたら、あんまりと言う物です」 その言葉にリチャードは一人苦笑していた。 その姿を不思議そうに見つめるアリシアにリチャードはそっと頭を撫でると 「何でもない、良い子だ、アリシア、さっ、兄様を悦ばせておくれ」 そう言われてアリシアは俯くと小さい声で 「はい、わかりました、リチャードお兄様」 と言ったのだった。
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