神機使い～神を喰らう者～

#1

？「...こちらSena、ミッションクリアを確認...今から帰投します」

？《了解しました、帰投準備をします》

...最近のアラガミときたら、やたら柔らかい固さをしている気がする

それでも...アラガミの増加が起きるばかり

？《Blood1、帰投準備が完了しました。速やかに帰投してください》

Sena「...了解」

終末捕食も遅くなって...早2ヵ月
なにが原因なのかアラガミが再び現れるようになった

Sena「...今日はまた部隊変更の日か、まぁ私はどこの部隊にも入るつもりはないけど」

？「いたいた、Sena君！」

ここで読者に注意しておきましょう、私今『君』付けされましたが女性ですので間違わないように

Sena「...なにか用ですか？サカキ支部長...」

サカキ「いやぁ...君の実力だともうクレイドルやブラッドに入ってもいいと思うんだが...未だ入る気にはならないかな？」

Sena「...前にもお話ししたはずです、私は他の部隊に入って協力し討伐をする...それは柄でもないということを」

サカキ「でもねぇ...もう君だけなんだよ、加入部隊が無いのは...」

Sena「...それでいいじゃないですか、私は1人の方が気楽にいられますので」

サカキ「...もしかして、過去に何かあったのかい？」

Sena「...気になるんでしたら過去の新聞なり情報源なり探してみてはいかがですか？私は神機のメンテナンスがありますので...失礼します」

サカキ「過去の...新聞？」

この物語は単独行動の神機使いが織りなす物語
彼女は何故単独を好むのか、何故部隊に加入しようとしないのか
それらはこれから刻むページで分かることになるでしょう...