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春休みになりリロードのところに戻ったユウは変わらず冒険に出ていた。
ユウの実力を知ったリロードにより少し離れた場所にも行けるようになった。
条件はアレルたちの以外とは行かないようにだった。
「ユウ!
リリス!
頼む!」
「はい!」
「わかったわ~」
ジョナサンが拳でサイクロプスの足を封じリリスがさらに攻撃を入れる。
ユウはアレルに飛行魔法をかけ飛ばす。
狙いはサイクロプスの頭。
炎をまとったアレルの魔法剣がサイクロプスの首を一太刀で切り落とす。
そのまま落ちてくるアレルにフロウの魔法をかけ助けるユウ。
「ユウ助かった…」
「これで近くの町の人も安心できますね?」
「あぁ…」
「ユウちゃんのコントロールも良くなってるわ~
お姉さんが誉めてあげる~」
「ユウ…
凄かった…」
リリアリスに抱き締められ胸で圧死されそうになりながらユウは嬉しそうに笑った。
自分は役に立てている。
それがユウには嬉しかった。
ギルドからも冒険者見習いではなく正式な冒険者として認められた。
確実に成長している。
「ボスは倒したし雑魚も一掃した。
そろそろ戻るか…」
「お宝も沢山ゲットしました~
次はリュック買おうかな…」
「オレは…ガーナに…」
「杖新調しちゃおうかしら?」
「それは街に戻ってからにしろ…
と言いつつ俺も何か買うか…」
四人はそう言いながらボスがいた部屋の様な場所をでる。
ちなみにガーナがいないのだが彼女はお腹に子どもがいるため遠出の冒険は禁止されている。
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