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私のその行動に益々ジンは顔を赤らめた。
「ねぇ、ここからどうするの?」
私はジンの前で両脚を広げた形で床に腰を下ろした。
「どうせあと少しで私はいやらしい老いぼれ公爵だの子爵だとかの元に嫁がされいい様に弄ばれる。だったらその前に初めてはジンみたいな若くて見栄えのいい男に奪われたいのよ」
「お、おじょう……さま」
「私にここまでいわせたんだから責任取りなさいよ」
「……」
「さぁ!」
「~~~っ」
急に顔つきが変わったジンが私を勢いよく押し倒した。
「……本当に……いいんですか?」
先刻までのオドオドした態度とは打って変わって冷酷な眼差しで私を見た。その視線で既に私はゾクゾクしていた。
「いいに決まってる。私が誘ったのだから」
「……」
私がそういい終わるとジンはいきなり口付けをして来た。
「んっ」
唇を押し合う口付けからジンの舌が口内に入り込んで来て執拗に私の舌に絡みつく。
甘く噛まれたり吸われたりして何ともいえない衝動が主に下半身を襲った。
「あっ……ん」
クチュクチュと粘着質の音が静かな室内に響く。
着物の合わせを大きく肌蹴させられ胸の赤い突起を強く捻られた。
「あぁぁっ!」
思わずジンの口から唇を離し大きく喘いだ。
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