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みぃの苦労
昼過ぎに家族が帰ってきた。女の子はみぃの事が気になるのか玄関に入るなり
「みぃ~!ただいま~っ」
大きな声でみぃを探し始める。玄関を入ってすぐ右側に和室があるのだが、そこからヒョコっとみぃは顔を出し
「みぃ」
と鳴く。
女の子は素早くみぃの側に駆け寄り抱き上げると
「ごめんね。寂しかったよね」
と自分の顔をみぃに押し付ける。僕は見逃さなかった。抱かれて揉みくちゃにされてる時、みぃが舌をペロリとだしたのを。
「みぃにね。可愛いの沢山買ってきてあげたよ!」
女の子は、みぃを床におろし玄関にある大きな荷物を引きずりながら和室に持ってきた。
お披露目タイムの始まりだ。
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