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10円
小学生の頃、西仲橋側から西仲通り商店街に入った右側に、子供達の憩いの場となる駄菓子屋さんがありました。
店名は確か「一番」だったと思います。
ある夏休みの日、親から数百円お小遣いを貰い越中島のプールに友達と泳ぎに行った帰り、腹空かしとなりながら佃大橋側から西仲通り商店街に入り「一番」にせっせと向かいます。
西仲通り商店街の端から端まで歩く感じです。
ズボンのポケットにはジャラ銭が数枚。
歩くとジャラジャラ音がするからジャラ銭と呼んでました。
駄菓子屋「一番」で店番をするおばちゃんに「そば入りもんじゃと普通もんじゃにラムネ一本ください」と注文。すると「はいよ、全部で40円ね！」と言われ支払う。
内訳は、もんじゃ焼き10円×2＝20円、そばの追加10円、ラムネ10円の合計40円で、今考えれば破格値ですね。
友達も自分の食べる分を注文して、支払い後に焼き上がりを待ちます。
おばちゃんが焼き上がりまで面倒見てくれるからとっても楽で、後は食べるばかりの駄菓子屋もんじゃ。
もう最高じゃないの～！！
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