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リスポーン・・・
砕け散った希望に、翔は再びどっとした不安に襲われる。
アルス「・・・お前が本当に何も知らないのなら、戦争のことも知らないんだな・・・」
戦・・・争・・・?
翔「な・・・」
零れかけた声を飲み込み、アルスをじっと見る。
アルスは静かに口を開き、「戦争」について話し始めた。
アルス「お前の無知にもちょっと呆れたが・・・まぁ、いいだろう。お前も流石に"ウィザー"の存在は知ってるだろ?」
ウィザー。聞き覚えのあるエンティティだ。
確か・・・ソウルサンドにウィザースケルトンの頭を三つ並べたら召喚できる裏ボス的存在だったか・・・。
アルス「知ってるな。・・・数十年前、ウィザーがこの世界に再び蘇った。
もっと前から存在していたらしいが・・・あまりにも強大な力を何故感付かれないように抑えられたのか・・・俺はちょっと、納得行かない所もあったんだが、続けるぞ。」
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