第一章 絶望の日

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翔「ちょっとばかりの夢だ、少しくらい堪能するか・・・」 翔はまず、Minecraftで最大の疑問 「素手」でブロックを壊すことだ。 現実なら、常人に木を素手で破壊することなど到底不可能。 まずはこれを試してみた。 翔「うぇ」ドカッ! 利き腕である右で思いっきり木を殴ってみる。 僅かながらに木が傷んだようだ。 翔「マ・・・?本当にMinecraftの世界じゃねーか・・・」 翔は僅かな違和感を手に感じ、両腕を視界の中に持って行った。 手は・・・青色の服と、フードに、首から提げているペンダント。 翔「馬鹿やろ・・・なんで・・・俺のマイクラのスキンなんだよ・・・」 翔は薄々感づいてきた。 これは「神様」の悪戯だ。 翔「そんな非科学的な事・・・有ってたまるかよ・・・!!」 翔は立ち上がった。そして心に決めた。 翔「俺は・・・元の世界に戻るッ!!」
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