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第三章 光と闇
アルスの家の前まで歩き続け、もう足は疲労し切っていた。
アルスの家は至って普通の家であり、周りに石のハーフブロックで囲んだ花壇に花が添えられている程度であった。
見るからに主食は肉だろう・・・。
アルス「・・・で、お前・・・夜中の平原で何やってたんだよ・・・」
翔「い、いや・・・まだこの世界の事あまり知らなくて・・・」
アルス「は?」
アルスは珍しい物を見る目の如く翔を見つめた。
明らかに不信なのだろうか・・・。
アルス「とにかくな・・・俺がモンスター狩りで平原まで行ってなかったら死んでたぞ・・・お前」
翔「その事については、本当に感謝してる」
アルス「・・・本当に何も知らないのか。」
翔「あぁ」
アルス「・・・あとは・・・お前の40~50mぐらい先にリやらポやらの文字がバラバラで散らばってたってことぐらいか・・・。」
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