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「…こんにちは歩美ちゃん、具合はどうかな?」
「…先生…それが。」
…この人は…
将樹お兄ちゃん!
「将樹お兄ちゃん!久しぶりだね!」
その時、病室にいた皆の顔が曇っていた。
「…歩美、父さんと将樹お兄ちゃんの事は分かるのか?」
「何言ってるの?当然でしょ?お父さん何言ってるの?」
「…先生これは…。」
「…とりあえず、一度席を外しましょう。」
「…はい。すまなかったね松井君、山本さん。」
「…いえ。」
「…とりあえず歩美が目を覚ましたみたいで良かった…」
そう言って目の前の2人は泣いていた。
…どうゆうこと?
私はあの2人の知り合いなの?
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