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2人は結ばれた後も鍛錬を怠らず技を磨き合った。こんなに人生を刺激的にしてくれる女性はいないと緑丸はますます理沙に惹かれ続けた。
「やあ、黒彦。何か面白そうなアイテムないかな」
「ん? アダルトショップに行ったらどうだ」
「もう二人で行ったんだけど、なかなかなくてさ」
「ふーん。理沙はお前と気が合うな」
「ああ。彼女もなかなかのアイテムマスターだよ!」
延々と理沙の自慢をのろけて話す緑丸を、桃香はそっと眺める。
「なんか、緑丸さん、キャラ変わったかなあ」
相変わらず優しい木陰のような雰囲気だが、ここのところもっと逞しく感じる。
「そう言えば理沙さんはもっと変わったなあ」
理沙は武術の稽古以外の時は、ブラウスとタイトスカート姿でハイヒールを履くようになった。
「まあでも良く似合ってるからいいね!」
二人が幸せそうで桃香もとても嬉しかった。
黒彦は緑丸から触手ゼリーの上手な使い方を教わり、桃香に試そうと秘かに用意することにした。
緑丸編終わり
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